大川救難所 所在地
〒831-0043
大川市大字新田1317-2・1318
川口漁業協同組合内
・大川漁協 ・上新田漁協
・大野島漁協 ・川口漁協
TEL 0944-86-2841
FAX 0944-86-2829
沿革
平成13年1月に大川市地区の4つの漁協にて、大川救難所が発足する。
救難所担当の漁協が26年7月から上新田漁協に変わり、川口漁協が救難所となる。
救難所について
大川市は、筑後川の下流に位置し、主として有明海湾奥部と筑後下流域で内水面漁業・海面漁業、そして主幹漁業であるノリ養殖業が営まれている。
有明海は、福岡、佐賀、長崎、熊本の4県にまたがっており、その延長は334キロメートルもあり、複数の河川が注ぎ込み広大な干潟を有する内湾性の海である。最も深い部分でも20メートル内外であり、河川水の量が多いことから、塩分濃度が低く、栄養塩が高い、南北に長い袋状の内海である。
また、干満差が大きく最大潮差が6メートルに達し、浮泥土が多く広大な干潟を形成し、その自然条件が海苔養殖業に適し、そのほか有明海特有の魚介類が生息している。
内水面漁業は筑後川下流域(河口より20キロメートル付近までの干潮域)で漁が行われ、日本でもこの地域にしか生息しないエツ漁が行われている。
また、シジミ漁も行われている。海面漁業においては、ボラ・スズキ・クチゾコ等の魚類他、アサリ・サルボウといった貴重な貝類も生息しており、有明海は魚介類の宝庫といえる。
海面養殖業は、ノリ養殖業が営まれ大川市生産高の9割を占め、大川市水産業の柱となっている。