能古救難所 所在地
〒819-0012
福岡市西区能古657-8
福岡市漁業協同組合 能古支所内
TEL 092-881-0450
FAX 092-891-7989
沿革
明治35年、残の島海防組を設立。昭和2年10月27日、帝国水難救済会残の島救難組合認可、同22年8月12日能古救難所となり現在に至る。
救難所について
能古島は福岡市西部に位置し、姪浜より市営渡船を使い10分程で辿り着く、博多湾の中央に浮かぶ周囲約12キロの福岡市民の憩いの島です。古くからアサリ漁で生計を建てていた漁師が多かったが、近年不漁に陥り保全活動などを行ってはいるが、現状厳しい状況が続いている。
年間行事としては、地元の白髭神社(市の民謡区無形文化財)で10月9日おくんち祭典、春季大祭、秋季大祭等を行われている。境内には「力石」という2個の丸い石があり、昔は若者がこの石で力試しをした。
その他にも、廻船業者により寄進された元禄2(1689)年の古い鳥居などが残っている。
能古島の歴史や自然などの資料を展示する「能古博物館」などもあり、作家・檀一雄氏が晩年を過ごした場所としても知られている。
能古島は観光地としてアイランドパーク等の施設があり、四季折々の花がとてもきれいで、年間大勢の観光客で賑わいをみせている。更には、能古漁師の生活を舞台とした映画「夏休みの巨匠」も2014年に撮影された。