藍島救難所 所在地
〒802-0091
北九州市小倉北区大字藍島32番地3
ひびき灘漁業協同組合 藍島支所内
TEL 093-751-1550
FAX 093-751-5350
沿革
大正8年5月5日に小倉救難所として長浜・馬島・平松の4つの漁協と共に開設し、平成14年7月にそれぞれがわかれて藍島救難所と名称を変更した。
救難所について
藍島は北九州市の中心部近くの小倉北区浅野より北西約17キロメートル沖合いにある離島で約280人の島民がいる。北北西から南南東に伸びる細長い形をしており、海岸段丘の発達する比較的平坦な島である。
釣り客に人気があり、夏には海水浴客が多く訪れる。
漁業が中心で、主に鯛・アワビ・ウニ・サザエが獲れる。
島の北西部に寄瀬浦漁港、南西部に本村漁港、中央部の東側に大泊漁港がある。本村漁港と馬島および本土の浅野を結ぶ定期船「こくら丸」が運航されている。
1705年からひびき灘に密貿易の船が出没したため、小倉藩が遠見番所を建てた。その際に使用された旗柱台は県指定文化財である。
藍島救難所が開所されて、半世紀以上になるが、以前は藍島西に位置する白洲燈台周辺で遠浅のため海難事故が多発し、その為救助出動も多く、沢山の人命救助がなされたと聞いている。
現在は船舶の通信機器の発達により、海難事故も減少傾向にあり大変喜ばしいことと思っている。