志賀島救難所 所在地
〒811-0323
福岡市東区大字志賀島736-24
福岡市漁業協同組合 志賀島支所内
TEL 092-603-6509
FAX 092-603-6622
沿革
昭和2年4月5日、志賀村に帝国水難救済会志賀島救難組合が発足。
昭和46年4月、村は福岡市に合併。
福岡市の水上消防団を兼ねる現在の救難所となった。
救難所について
福岡市東区博多湾口の北端に位置する志賀島は、市内から陸路で約1時間、海路で30分の所にあり、海の中道から志賀島に入る道の南東部に救難所がある。
潮流によって自然にできた砂州により本土と陸続きになった陸繋島で、全国的にも非常に珍しい内港と外港を持つ風光明媚な島である。
漁業が盛んで、万葉集の「荒雄」の海難事故の秘話にあるように昔から海難事故の多いところでもあり、今も一年中を通して、釣り客を初めとするレジャー客の絶えない所である。
古来玄界灘に臨む海の交通の要衝として発展し、その昔神功皇后の朝鮮出兵や元寇の役の戦場となった。また、金印(漢委奴国王印)発掘の地としても有名である。
毎年1月15日には、志賀島神社で歩射祭が行われる。馬に乗らずに弓を射るのでこの名がある。この辺りを荒らし回った土蜘蛛を安曇連(あずみのむらじ)が8人の 家来を従え、退治したという故事にちなんだ伝統行事で県無形文化財に指定されている。